2017年06月06日

顕微授精の問題点:精子性善説(第1回)

本日は、臨床精子学を専門とする
婦人科医のホームページを拝見しました。


東洋医学者が疑問を持つ部分に
解説がありましたので少し御紹介いたします。


顕微授精の問題点(第1回)は、精子性善説のお話。


顕微授精の際に、御主人の精液検査をしたと思います。
「問題なし」と言われた方、「問題あり」と言われた方


それぞれいらっしゃいます。
「問題なし」と言われた方、安心されていることでしょう。


原因は、女性(奥さん)の方にあると思っている方がほとんどです。
だから、一生懸命奥さんは薬を飲み注射をし続けてきました。


そして、やっと「良い卵子が取れました」と言われた時
今回は、必ずうまくいくと思ったことでしょう。


精液検査で「問題なし」と言われ。
「良い卵子が取れた」とも言われました。


結果、うまくいかない方がおります。
実に数多くいらっしゃいます。


そこで、御紹介したい精子性善説の話です。


この臨床精子学を専門にする
婦人科医のドクター曰く


病院で行なった精液検査は
量や濃度・総精子数・運動率など


量的性状を示した検査結果であり
必ずしも精子の質的性状を


直接反映しているものではない
と書いておりました。


つまり、病院でした精液検査は
直接受精能力に関係がないということです。


少し噛み砕いた表現をしますと、量や数が多くても
例え、その時(検査時)たくさん運動していても


= 正常な精子とは言えない =

= DNA的に正常とも言えない =

= 受精能力があるとも言えない = 


見かけは良いが、中身がないということでしょうか。


現状、顕微授精を行う病院のほとんどは
精液検査しか行っていないと書いてありました。


= 数や運動率が良ければ良い精子 =

= 男性側は、異常なし。原因は、女性の方 =


※ この「精子性善説がまかり通っている」と記載があります。


そして、必要なのは精液検査ではなく

= 精子検査が必要 = 

= 良い精子は数や運動率だけでは見分けられない =

ということでした。


さらに、精子の選別および
選別精子の品質管理の重要性を説いておりました。


この精子性善説のお話、臨床をしていればよくわかります。
病院で問題なしと言われた御主人ほど心配なのです。


西洋医学的に異常なしと診断されていても
東洋医学的に診断すると問題がある方がほんとに多いです。


タバコや酒に、寝不足や仕事のストレスさらに運動不足。
努力もせず、不摂生極まりない。


これで、良い精子ができるでしょうか?


◇ 当院で、御主人を治療したら妊娠できた。
   「 今まで何だったの 」 という方がいらっしゃいます。
  

奥さんは、努力してますよ。
= 御主人は、どうですか? =



◇ 精子性善説に、だまされないように!




次回予告

顕微授精の問題点 : 胚培養士の腕次第 ( 第2回 )

posted by りゅうほう at 01:02| 男性不妊 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする